島津家の名勝仙厳園を、春の日にぶらりと散策してみた!

先日、春の仙厳園をぶらりと散策してきました!
仙厳園は、1658年に島津家19代当主の光久によって作られた薩摩のお殿様の庭園です。
錦江湾や桜島を望む景観も素晴らしく、庭園の風情を感じながらゆっくりと楽しめます。
また、ココには、日本の近代化に大きく貢献したとされる集成館(工場施設群)の跡も残っていて、島津家の歴史とあわせながら、その歴史の流れを感じることも出来ます。
この日は、桜の花も綺麗で、また、植物の花や新緑も美しく、春の模様が庭園の景観を彩っていました!
まずは鶴嶺神社で、歴代の島津の殿様方へご挨拶!!

仙厳園の入口横に、鶴嶺神社があります。ここは、歴代の島津のお殿様たちやその家族が祭られているそうです。


境内に源頼朝の御石塔がありました。

島津家初代当主の忠久は、源頼朝の庶子(正妻ではない女性から生まれた子ども)と伝わるそうです。
もとは源氏の流れってこと!?
仙厳園の中へ!

受付して中に入ります!

薩摩の集成館事業(近代化事業)を学ぶ

仙厳園に入ってすぐに、オリエンテーションセンターがありました。
ここでは、島津家28代斉彬によって始められた、集成館事業の全体の概要を知ることが出来ます。
集成館事業では、集成館といわれた大規模な工場群をベースに、軍事関連事業や、紡績・印刷・ガラス・薩摩焼等の産業に関する、さまざまな事業が行われていたそうです。
その工場群の跡が、この仙厳園を含む周辺に残されています。

これが中の様子

反射炉の模型

大砲の模型。鉄製大砲を製作するために、反射炉が建設されたそうです。

これが実物の反射炉の跡。

薩摩のお殿様の御殿に入る!

お殿様の御殿。
1658年に19代当主の光久によって建てられたそうです。

案内スタッフの人が、御殿について、いろいろと解説してくれました!

中庭

風情を感じます

ここは謁見の間といわれる、賓客と面会する部屋
庭園の景観を楽しむ!







最後は、薩摩武士が愛した両棒餅(ぢゃんぼもち)を食べて疲れを回復!

最後に両棒餅を食べて、休憩です。
かなり歩いたので、疲れました!


めちゃめちゃ美味しかった。
そろそろ帰りま~す!
ではまた!